蔵と神社が点在する茅野市糸萱集落は傾斜地に広がっているため、坂道が多い。
 この坂道の中には、蔵が続く道がある。
 蔵の上部を見上げると、屋根の下にある白壁には、「龍」等の文字が描かれていたり、色鮮やかな絵「鏝絵(こてえ)」が残る蔵もある。
 「鏝(コテ)」は、左官が壁に塗料を塗る時に使う工具。蔵の上部にコテを使って描く絵に注目して歩くと楽しめる。
 それにしてもコテを使って、上手に絵を描く左官がいたことに驚く。この技術は、継承されているのであろうか。気になる。

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