石遊の湯近く、蓼科高原ゴルフ場の境界に続く小道を進み、捕虜収容所跡の立札を過ぎて歩いていくと、左手に、見落としてしまいそうな小さな看板「鉄山山神様」がある。
 看板に従い進むと、別荘の裏手に山神様の祠。
 説明板には、「昭和12年、鉱山の開発に当たって祀られた山の神です。林業や山の仕事に携わる人々にとっては欠かせない神様です。今でも山の神の祭日に山仕事に入ると災難に合うと恐れられている民間信仰の神様です。山神様では集会や、…相撲大会なども催されました。」とある。
 今、静かなこの辺りに、かつては多くの人たちが集まっていたことが分かった。

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山神様の前から蓼科山